前回の記事で、アロマを手にしたきっかけ、を書きましたが、30歳で仕事から逃げるように結婚すると、すぐに妊娠、出産となり、アロマを手にすることはほとんどなく…すっかり離れていました。すぐに妊娠すると思っていなかったので、思いがけず専業主婦となりますが、なぜか違和感があり、長女が小学校に上がるのをきっかけに約8年ぶりにスポーツクラブのフロントスタッフとしてパート勤務で社会復帰しました。フロントスタッフから、エステスタッフも兼ねることになり、そこでエステに携わることで、再びアロマに興味が沸き、アロマを使ってトリートメントをしたい、と思うようになりました。

そんなとき、友人の紹介でオーラソーマのセッションを受けることに。オーラソーマという名前も何も知らないまま、サロンに行き、なんとなく選んだ4本のボトルを見て言われたことが「まず、思いっきり泣きなさい。そして、過去の苦しみを手放して」でした。

そこに出たのは、抑圧された感情の表現、過去の悲しみや苦しみが流されなかった涙のこと。もうすっかりクリアしていると思っていた幼少期のことや、家族のこと。その頃のつらかった出来事を話しながら、涙をこらえることもなく流したのです。それからは「浄化」の日々でした。とにかく涙が流れてくる…そんな日々が続き、オーラソーマのボトルがなくなった頃、ようやく落ち着いてきました。

今年の初めにお世話になったオーラソーマのボトル。スプレーも助かりました。

ボトルを使い終わった頃に思い出したのは、昔の自分。その頃の自分が、今の自分と重なります。何かを始めようと思っても、ある障害が出てきた時、知らず知らずのうちに、過去の記憶のせいか、長続きしない、すぐにあきらめてしまう…そんな自分がいたのです。それでは、前に進めない。いつもいつも言い訳ばかりで、続かない。私が過去に中途半端なままで終わらせているものは何だろう。まずは、それを最後までやりきって終わらせよう、と決めました。

営業で働いていた頃、アロマに出会い、感動し、もっと深く知りたい、勉強をしたい、と思いつつ、できない状況にあきらめていたアロマのことがすぐに思い出され、アロマテラピーを学ぶことにしました。

まだ下の子は2歳でしたが、不思議とアロマを学ぶことはスムーズに決まり、施術も学ぶことになりました。そして、その学びが終わったと同時にスポーツクラブの仕事を辞めて、今から13年前の2009年、自宅サロンを始めることになりました。そこから数秘学、そしてインナーチャイルドなど、自分を癒しながら、多くを学ぶことになりました。

自宅サロンを始めた頃の施術ルーム。赤い椅子、このときから使ってました。

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